内容説明
データ通信は、その手段が大きく2つに分けられます。ブロードとローカルです。この範囲では、その所有者が自由に通信回線を引くことができます。これに対して公道をまたがって通信回線を引くことは、自由にはできません。公道をまたがって通信線を引くことのできる業者が提供する回線を利用することになります。このような範囲をブロードと呼んでいます。この本ではパソコン通信など、比較的簡易なデータ通信で利用するブロードの通信手段について、中身に触れたやさしい解説を行います。
目次
1 プロローグ(ブロード通信とローカル通信;利用できる回線の概要)
2 中のしくみを探る(電話と電話回線のしくみ;代表的な回線;データ通信関係の観格)
3 インターフェース(RS‐232CとRS‐422;同期式と非同期式;モデムとNCU;符号化とスクランブル)
4 通信プロトコル(簡易プロトコル;伝送誤り制御;ベーシック手順;プロトコル表現;ハイ・レベル手順)
5 異機種ネットワークとパソコン通信(異機種ネットワークとプロトコル変換;VANの料金体系;オープン・システム;パソコン通信;パソコン通信サービス)
6 OSIとその実例(開放型システム相互間接続;郵政省推奨方式パソコン・ネットワーク)
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