内容説明
吉原オーバーシュート、長屋クラスター、コレラ感染者30万人。それでも、江戸っ子は、コレラをコロリと笑い飛ばした。ニューノーマルな時代を生きる現代人に、落語に登場するあの江戸っ子たちが、withコロナな時代を粋にサバイブする術を教えてくれる。読後、勇気が湧いてくる稀代の歴史読み物。
目次
第1章 「コレラ」を「コロリ」と言い換える江戸っ子のユーモア(「安政年間」は「安倍政権年間」ではないか;「馬がしゃべる噺」で島流し!?江戸落語の祖・鹿野武左衛門 ほか)
第2章 「パンデミック」でも、なぜ江戸っ子は元気なのか(長屋暮らしがそもそもの「三密」だった!;江戸三密の「密通」も見て見ぬふり感で“風通し” ほか)
第3章 「江戸」と「令和」に共通する、社会システムから考える(「隔離」は明治から!?季語にもある「コレラ船」;江戸の旗本は令和のサラリーマンだった!? ほか)
第4章 こんなに楽しかった「江戸庶民の遊び」(吉原は「会いに行けるアイドル」の街だった!?;幕府も準公認の「おめこぼし」?岡場所に集まる男たち ほか)
第5章 古典落語に登場する、心が折れない面々(「人情八百屋」と「子ども食堂」―分散力を学ぼう!;「笠碁」と「ソーシャルディスタンス」―まず相手を思う ほか)
著者等紹介
立川談慶[タテカワダンケイ]
1965年、長野県上田市(旧丸子町)生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社ワコールに入社。3年間のサラリーマン生活を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。2000年に二ツ目昇進を機に、師匠談志に「立川談慶」と命名される。2005年、真打ち昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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