内容説明
「展開料理」という呼称は、生活の実体を分析し、「つくる・食べる」といういのちの根源を容易に生きてゆこうという方法論。全70レシピ。「台所の哲学者」によるエッセイ&レシピ集。
目次
1 ソース(母なるソースをマスターする;ベシャメル・ソースの賢い数式;サルサ・ボロニェーゼをマスターする)
2 出汁・合わせ調味料(出汁をひく愉しみ、慈しみ;夏野菜は手づくりのドレッシングで)
3 豆・穀類(大豆を日々の食卓に;いのちをいたわる小豆料理;豆を煮る いのちをつなぐ;新米をさまざまに味わう;西欧的な米の扱いをマスターする)
4 乾物(魚介類の乾物に先人の知恵を知る;海藻は世界に誇る食文化;太陽と風がつくる野山の幸)
著者等紹介
辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年、東京生まれ。料理研究家・随筆家。聖心女子学院卒業後、料理研究家の草分け的存在であった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ。宮内庁大膳寮で修業を積んだ加藤正之氏にフランス料理の指導を受け、イタリア、スペインなど西洋料理の研鑽も積む。父親の介護の経験からスープに開眼し、鎌倉の自宅等で「スープの会」を主宰。雑誌やテレビ等のメディアを通じて料理を紹介するにとどまらず、東西の食文化の歴史、現今の世界情勢・地球環境を見据え、また「いのちのつながり」という視点から、食の大切さを積極的に発言している。NPO法人「良い食材を伝える会」会長、「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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