内容説明
一九一九年、ロシア革命直後のシベリア―極北の強制収容所「ホワイト・ガーデン」から脱走した男がたどり着いたのは、去勢をすることで“天使”になれる、と信じる者たちの暮らす町だった…全米ベストセラー2005年ブッカー賞ノミネート。
著者等紹介
ミーク,ジェイムズ[ミーク,ジェイムズ][Meek,James]
1962年ロンドン生まれ。テイサイド州ダンディーで育つ。85年より新聞記者として働き、特派員として旧ソ連に赴任した経験を持つ。イラクやグアンタナモ湾からのレポート等で国内外から様々な賞を受賞する気鋭のジャーナリストでもある。これまでに二作の短編と三作の長編小説を発表している。現在、ロンドン在住
石川順子[イシカワジュンコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょうご
0
私が読みなれている文体とは一風変りなテイストだった。時は第一次世界大戦期、シベリアからチェコスロバキアでの一風変わった出来事。囚人が食料として若い囚人を連れ脱獄。人間の背徳・俗欲を雪ぐために男の茎・袋を切り捨てた宗教。それは興味をそそるストーリーではあるのだが、なぜか違和感がある。非日常ではない日常の描写も頻繁にあるのだが、どうも物語に没頭しきれない。故に読書速度も上がらず、干上がった湖のようにざらついた読了感であり後味不味しである。2015/08/07
wat-anabe
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★★★☆☆2014/01/20
syachi
0
ちょいと後書き見ても良くわからない。。2013/11/23
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