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内容説明
大学を出たばかりの新米獣医師ペリン先生が、カナダののどかな田舎町クレストンで開業をして1年と半年。しっかり者の助手ドリスに助けられ、小さな動物病院は休むひまもない忙しさだ。次々やってくる“患者”たちは、種も症状もクセもさまざま。飼い主たちも巻き込んで、毎日のように思いもかけない大(珍)騒動が起こる。悩みには事欠かないが、ときにはかけがえのない瞬間に立ち会えることも―具合がわるい患者がいれば、愛犬ラグとおんぼろワーゲンに飛び乗って、真夜中だって駆けつける、そんなお人よし新米獣医ペリン先生の奮闘の日々をいきいきと描くハートフルな感動ノンフィクション。
目次
牛のお産は命がけ
てんてこまいの土曜日
過保護の犬は困りもの
貧しき貴婦人エレノア
貧乏獣医、農場を買う
新人助手が目撃した悲劇
人生は教訓に満ちている
牧場経営には危険がいっぱい
望みという名の犬
ご近所トラブル
何もかも満月のせい?
困った隣人
そんなこともあるさ
うまくいかないことばかり
犬がゲイに!?
ペット毒殺事件
金属にご用心
牛のお産は凍死覚悟で
老いた親友同士
空跳ぶ種馬
尿のサンプルには要注意
美人実習生は負けず嫌い
女の出る幕じゃない?
ヤークのいかだレース
著者等紹介
ペリン,デイヴィッド[ペリン,デイヴィッド][Perrin,David]
カナダのブリティッシュ・コロンビア州トレイル生まれ。セルカーク・カレッジ、ブリティッシュ・コロンビア大学で学んだ後、サスカートゥン大学の獣医学部に進む。1973年に獣医師となり、クレストンで動物病院を開業、以後26年間にわたり当地の動物の診察にあたる。1999年に引退、1年間をハワイで過ごすあいだに『動物のお医者さんは、毎日が冒険!』(ヴィレッジブックス)を執筆した。その後、カナダに戻り、現在はリスターの小さな農場で妻と4人の子どもたちと暮らしている
高橋佳奈子[タカハシカナコ]
東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。