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内容説明
その、はかなくも美しい少女の心は、地獄のどこかにあった―。ある住宅街で起こった凄惨な一家殺人事件。ただひとり生き残った１６歳の養女サラの要請で現場に急行した辣腕ＦＢＩ捜査官スモーキーは、彼女の証言を聞き衝撃を受ける。６歳の時からつきまとう「ストレンジャー」なる男が、サラに手伝わせてこの凶行に及んだのだという。自らも苛烈な体験をしたスモーキーでさえ震撼するような事件だが、手渡されたサラの日記には、さらに想像を絶するストレンジャーの所業が綴られていた！少女の心に闇を生んだ、この男の目的と正体は？『傷痕』の著者による衝撃サスペンス。
著者等紹介
マクファディン，コーディ［マクファディン，コーディ］［ＭｃＦａｄｙｅｎ，Ｃｏｄｙ］
１９６８年、テキサス生まれ。ドラッグ問題を抱えた人たちのカウンセリングなどの社会奉仕活動に従事したのち、ウェブ関係のデザイナーとなり、特にゲームの分野で活躍する。３０代前半で本格的な執筆活動を始め、１作目の『傷痕』（ヴィレッジブックス）が大手出版社の目にとまり、アメリカのみならずヨーロッパで衝撃的なデビューを果たした。トマス・ハリス、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリーなどに比され、早くも大物作家として注目されている。現在は妻、娘と暮らす
長島水際［ナガシマミギワ］
東京都出身。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつぼう
14
傷跡に続くシリーズ第２弾。衝撃的な展開で驚かされた前作やったけど、犯人に対する不快感では本作の方が上です。サラの日記によって犯人がサラの両親におこなった出来事が明らかになるけど、親としての立場から読むとサラの両親の苦悩が痛いほど伝わってきた。上巻だけではなぜ犯人がサラの周りの人達を傷つけるのか分からないけど、その謎を知りたくてページをめくる指が止まりません。事件を捜査するスモーキー側にも個々に苦悩がありシリーズものとしての楽しみもあります。あ～早く犯人の正体が知りたいものです。2012/04/07
コーデ２１
8
導入部が長すぎて少々イラっ(-_-;) シリーズ物なので、それぞれのキャラクター説明は必要なんだろうけど、ちょっとくどい感じかも^^; でもサラの物語に入って一気に集中読みで下巻へ突入～！2018/01/18
朱音
5
「傷痕」の続編。例によって残虐かつ暴力的な事件に巻き込まれる。なんかこれ読んだことあるような…サクサク進むけど読後感はあまりよくないよなぁ2009/11/18
とも
4
久しぶりにヘビーなお話を読んでしまった。。。犯人が残酷過ぎて気分が悪くなりましたが、最後まで読まないとこの気分はスッキリしないでしょう。下巻へです。これが第2弾だと知らず、これがシリーズ初読み。2013/06/09
まいまい
3
早く続きが読みたくて仕方ない。今後の展開に期待。腹立たしい人物が多数登場するため、その人達にバチがあたればいいのにと心から思う。2010/08/23
