内容説明
ヘルズ・エンジェルズの衰退で台頭してきたバイカー軍団モンゴルスに潜入したアルコール・タバコ・火器局(ATF)の覆面捜査官クウィーン。囮捜査官を警戒するメンバーたちに徹底的に疑われ、体力と気力と知力の限界を試される日々―。いつ終わるとも知れぬ任務に不安と疑問を抱きながらも、正義を貫くため、まさに体を張って悪に挑んだ男の、手に汗握る真実の記録。緊迫のノンフィクション。
目次
アメリカ一凶暴なバイカー集団
潜入準備
マフィアより手強いバイカー・ギャング
アウトローへの第一歩
猜疑心の強い連中
最悪最低の最終テスト
潜入成功
孤立無援のなかで
正式メンバーへ至る紆余曲折
フルパッチ・メンバーとして
思いがけない障害
ビッグ・トラブル
大詰めにかかった潜入捜査
さよなら、ビリー・セント・ジョン
著者等紹介
クウィーン,ウィリアム[クウィーン,ウィリアム][Queen,William]
ヴェトナム戦争従軍後、アメリカ陸軍特殊部隊に勤務、その軍功により1971年に銀星賞を授与される。その後連邦国境捜査官、ノース・カロライナの市警察官を経て、財務省管轄下のアルコール・タバコ・火器局(ATF)の特別捜査官となった。ATFに入局してからは特別対応チームの一員として活躍後、1998年にビリー・セント・ジョンという偽名を使ってモンゴルズへの潜入捜査を始める。2001年には本捜査の功労に対して5つもの勲章が与えられた。本書は2005年にアメリカで出版され、メル・ギブソンが映画化権を取得、ワーナー・ブラザースで映画化される予定である
小林宏明[コバヤシヒロアキ]
1946年東京都生まれ。明治大学英米文学科卒業。在学中から雑誌記事の翻訳にかかわり、卒業後もミステリ、犯罪小説、ノンフィクション等の翻訳を手がける。おもな訳書にエルロイ『LAコンフィデンシャル』(文藝春秋)、コーベット『悪魔の赤毛』(新潮社)、パターソン『血と薔薇』(講談社)、フィッシャー『証拠は語るFBI犯罪科学研究所のすべて』(ヴィレッジブックス)など。著書に『小林宏明のGUN講座』『小林宏明のGUN講座2―ミステリーから学ぶ銃のメカニズム』(以上、エクスナレッジ)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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