• ポイントキャンペーン

ヴィレッジブックス
ソウル・サーファー―サメに片腕を奪われた13歳

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784789730914
  • NDC分類 785.3
  • Cコード C0197

内容説明

2003年10月、プロサーファーを目指す13歳のベサニー・ハミルトンはハワイ州カウアイ島沖でサーフィン中にサメに襲われ、左腕を根元から食いちぎられるという大事故に見舞われる。奇跡的に一命をとりとめた彼女は、周囲の予想を裏切り、事故のわずか1か月後にサーフィンを再開。その数か月後にはトーナメントで5位入賞という劇的な復活を果たす。この奇跡と生還は、ハワイの自然のなかで友人に囲まれ、愛されて育ったベサニーの素直な人柄、家族の絆の強さとともに全米メディアが大きく報じ、話題を呼んだ。世界中に勇気と感動を与えた少女の真の物語。

目次

サメに襲われたあの日
運命の朝
愛する家族
負けずぎらいのベサニー
大好きなカウアイ島の生活
事故後の数時間
悪いニュース
緊急手術
もう一度、波に乗りたい
サーフィンを愛する理由
わたしにできることから始めよう
アロハの精神
“有名人”になって
ふたたび海へ…
わたしは変わらない
輝く未来へ向かって

著者等紹介

ハミルトン,ベサニー[ハミルトン,ベサニー][Hamilton,Bethany]
ハワイ州カウアイ島でサーフィン好きの両親とふたりの兄とともに、子どものころからサーフィンに親しむ。コンテストの子ども部門で優勝してから、“リップカール”をスポンサーにつけ、プロ・サーファーを目指してトレーニングを積んでいたが、2003年10月サーフィン中に、巨大なサメに左腕をほぼ根元から食いちぎられるという事故に見舞われた。その後、ほどなくしてサーフィンを再開し、トーナメントにも復帰、上位入賞を果たすという奇跡的な復活が、世界中の人々に大きな感動を与えている

鹿田昌美[シカタマサミ]
翻訳家。国際基督教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

8
サメに襲われること、直前まであった体の一部を失うこと…そんな信じがたい経験をしてもなお前向きに強く生きる彼女は本当にすごいと思う。血液の半分以上を失いながらも様々な奇跡により生還し、周りの人や環境に感謝の心を常に持つ、そんな純粋で、まっすぐな彼女にはこれからもがんばってほしいと思わずにいられない。『大切なのは感謝すること。機会があるときに、だれかに同じようにお返しすることだ』2012/08/06

yos

3
驚異の記録。奇蹟の物語。人間って強いし美しいと思う。その気になれば、どんなことでも乗り越えられないことはない。さすがに、襲われたその場所には、今でも行けないし、今後行けるかどうかもわからないそうだ。こんな風に立ち直ることができる精神力って、どこから来るのだろう。ここぞという時に、滅びてしまうのではなくて、しっかり踏み堪えられる力を持ちたいなと思う。中学生ぐらいから読めると思うし、是非いろんな人に読んでもらいたい本である。2007/12/08

うたまる

2
13歳でサメに左腕を食いちぎられたサーファー少女のノンフィクション。その恐怖や挫折を乗り越えた原動力として、家族や友人のサポートに並んでキリスト教の信仰が繰り返し語られている。表紙の折り返しや訳者あとがきなどでもその手の彼女の箴言が何度も紹介されているのだが、やはり違和感は大きい。実際に宗教が役立ったことを否定するつもりは無いが、13歳で腕を喪ったことを「神の大いなる計画」と解釈するのは行き過ぎで、非人間的な洗脳としか思えない。”神”ではなく”サメ”だよ、原因は。愚痴ってる姿の方が安心して見ていられた。2015/09/17

poderosa2

2
「だれかが希望を見出す手助けができるなら、腕を失った価値はあったと思う。」この少女の言葉に涙せずにはいられない。成長した彼女がかなりパワフルな波に他のプロサーファー達と普通にセッションしている映像を観て魂消ました。いつまでも応援したい!2015/08/26

Masaki Tsuboyama

2
意志と信仰心が過酷な状況をも乗り越えさせてくれることを、主人公は立証しています。(無宗教やクリスチャンで無い人は、少し理解しにくい部分もあるかも…) ただ、人間は幾ら知恵と技術を持っていても、動物であり、神の創造物であると気付かせてくれます。 人間があらゆる意味で「自然と共にある」ことを知らせてくれる一冊。2014/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3703
  • ご注意事項

最近チェックした商品