内容説明
世界でいちばん美しい、花の都パリ。当然そこに住むわたしたちも世界でいちばん!と、信じて疑わないフランス人たち。彼らのなかに飛び込んだ、イギリス人男性のちょっぴり気の毒で、大いに笑える物語。
目次
9月 Septembre―犬猿の仲
10月 Octobre―糞を踏む
11月 Novembre―我が家でくつろぐように
12月 D´ecembre―美食の大国
1月 Janvier―田舎の別荘
2月 F´ebrier―戦いではなく、愛を
3月 Mars―座薬の喜び
4月 Avril―自由、平等、くそまみれ
5月 Mai―1968年とそのあれこれ
著者等紹介
クラーク,スティーヴン[クラーク,スティーヴン][Clarke,Stephen]
1958年生まれのイギリス人。ジャーナリストとしてフランスに滞在した10年間の経験をもとに『くそったれ、美しきパリの12か月』を執筆し、200部自費出版。この類まれなるおもしろさは口コミでどんどん広がり、フランスの新聞に書評が載ったのを機に一気に注目を浴びる
村井智之[ムライトモユキ]
1968年生まれ。ニューヨーク市立大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Honey
6
最初は、何やらうじゃうじゃ冗長な体験記…でもって下ネタ満載?f^^;…でもパリジャンって確かに!なるほど!ってところがぽちぽち。だんだんはまっていって、すっかり主人公に感情移入しつつ…そうか、これは体験談風小説なわけですね…読み終わってしまいましたが、続きが気になります。続編は翻訳されていないようで残念!2013/09/13
shino
2
ポールはこれからも「メルド!」と言いながらもパリでやっていけると思います。2014/03/03
tome34
2
いろいろ笑えた一冊でした。2012/03/25
マーク
1
パリに長期滞在したことのある、おしゃべりな人の話しを聞いている、そんな感じになる本でした。2015/03/21
Becky
1
私は好き♥イギリスもフランスも♥2013/02/21