内容説明
まじめな農場主、フレッドおじさんはめったに笑いません。フレッドおじさんを見習って、農場の動物たちもみんなまじめ。そんなある日、まじめでいることにがまんできなくなった動物たちは、フレッドおじさんを笑わせてみようと考えますが、うまくいきません。いやになった動物たちは、農場から逃げ出すことにしましたが…。
著者等紹介
イーガン，ティム［イーガン，ティム］［Ｅｇａｎ，Ｔｉｍ］
米国ニュージャージー州生まれ。カリフォルニア州パサデナのＡｒｔ Ｃｅｎｔｅｒ Ｃｏｌｌｅｇｅ ｏｆ Ｄｅｓｉｇｎ卒業後、広告、雑誌、小冊子、ロゴデザインなどに幅広く活躍。結婚後生まれた二人の息子、クリスとブライアンのために絵本作りをはじめ、１９９４年『Ｆｒｉｄａｙ Ｎｉｇｈｔ ａｔ Ｈｏｄｇｅｓ’ Ｃａｆｅ』で絵本作家としてデビュー。パブリッシャーズ・ウィークリー誌のフライイングスターズ賞を受賞。現在は絵本の制作を続けるかたわら、母校のＡｒｔ Ｃｅｎｔｅｒで教鞭をとる
もきかずこ［モキカズコ］
１９４９年広島生まれ。慶応義塾大学文学部卒。日本国際児童図書評議会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
自分がすごく不真面目な人間なので、とにかくおじさんのことがよくわからない。したがって、娘さんがなぜここまでこの絵本を気に入ったのかもよくわからない。…動物がたくさん出てくるからかなあ？おみそれいたしました、作家様！2018/04/11
小夜風
19
【図書館】農場のフレッドおじさんはまじめでめったに笑いません。農場の動物たちは笑い方さえ忘れてしまいそうで、フレッドおじさんを笑わせてもっと楽しい農場にしようとしますが…。先に読んだ｢ピンクのれいぞうこ｣のティム･イーガンの絵本。やっぱりこの人の絵本、じわじわ来ます(笑)。フレッドおじさんは笑わないけど、読んでるこっちは笑いっぱなしでした♪2014/08/05
退院した雨巫女。
11
《図書館－通常》フレッドおじさんは、真面目というよりは、堅物だよね。ユーモアがないといけません。眉毛の動物たちかわいいなあ。2014/02/12
bros
10
図書館予約４ヶ月後に連絡。予約すら忘れていた。もう真面目すぎるとおかしい！おじさんの目、眉毛！最後はおじさんが自分で言った言葉でフッと笑ってる顔に、こちらも、ちょいとふいた。変に口元がゆるむ。2013/09/13
根岸
8
【図書館】笑わない農夫フレッドおじさんを笑わせようと奮闘する牧場の動物たちのお話。読んでて、あれ？これうちの父と同じじゃん！と思った。甥っ子は笑わない父が笑ったときのエピソードを聞きたがり、祖父がいつ笑ったのか、どういう時に笑ったのかを気にしてる子なので、この本はぜひとも甥っ子に教えてお勧めしよう。やっぱりね、笑わないとつまんないんだよ。すごいよくわかる！2015/05/14
