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内容説明
メレデスとマットにとって、11年前の出来事は忘れようにも忘れられないものだった―むろん、あの時の熱い愛も。しかし、ふたりとも、自分が裏切られて捨てられたと思い込んでいた。今やメレデスは〈バンクロフト〉の幹部となって活躍する一方、幼なじみの銀行家と婚約してまもない。マットはそんな彼女に嫌悪を覚えつつ、企業家として〈バンクロフト〉に敵対する行動をとる。その結果、メレデスはマットとふたりだけで会わざるをえなくなるが…。全米で大ロングセラーをつづけるコンテンポラリー・ロマンスの至高の名作。
著者等紹介
マクノート,ジュディス[マクノート,ジュディス][McNaught,Judith]
大学で経営学を専攻し、卒業後は航空会社に入社。その後、ラジオ局や映画会社に勤務したのち、1983年に作家としてデビューした。以来、ヒストリカル・ロマンスや現代が舞台のサスペンス・タッチのロマンス小説などを多数発表し、ベストセラー作家として不動の地位を築いている
瓜生知寿子[ウリウチズコ]
英米文学翻訳家。やまのまや、江木真枝のペンネームで、ハーレクイン社ロマンス・シリーズ、サンリオ出版シルエット・ディザイアの訳書も多数ある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
面白かったd=(^o^)=b もう積み本が無いからゆっくり読もうと思ってたのに、我慢出来なくて、一気に読んでしまった。 ほんと、パラダイスだったわ(☆∀☆)2018/02/18
とろぷり
11
★★★★★執念のヒーロー・マットが(突っ込みどころはあるものの)結局はヒロインにメロメロなので、誤解が解けてからのマットの愛情あふれる行動や言葉がもうツボです。「パラダイスを私にも下さい!」と思わせてくれるようなマットが素敵です♪再読。2014/11/21
まみ子
5
下巻は上巻と打って変わって、スピーディーに話が進んで一気読みでした。何が良いって、マットの即断力と勘の鋭さと包容力と・・・あげるときりがないような完璧さです。ヒロイン父のことは、絶対許せないでしょうと思ったのに、そこも上手くまとめられてて良かったです。とても素敵な作品でした。2016/11/05
たまきら
5
下巻は怒涛です。もう一気に読ませます。ロマンスだけでなく、今は日本でもよく知られている投機家の株式のやり取りや投資のテクニックが鋭く描かれていますし、リーマン前のアメリカの活気ある雰囲気が伝わってきて面白いです。最後は少々散漫な印象ですが、脇役も含め登場人物がみんな素敵です。私はジョー・オハラが運転が注意深くなる場所がすごく好きです。2014/09/22
kokorika
3
離婚していたはずが実はいまだに夫婦の二人。バンクロフトの経営問題、10年前の真実など、運命の相手同士が結ばれるまでには紆余曲折がある。長いお話だけど最後は幸せな二人の姿が観られてとても良かった。2021/08/07