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内容説明
抜きつ抜かれつの開発レースに秘められたストーリー。米ソの当事者が、いま初めて語りつくす驚愕と感動のドキュメント。
目次
少年時代~空軍入隊まで
宇宙への道
競争の始まり
初めて宇宙を泳いだ男
巨星墜つ
制御不能
悲劇と不運
デッドヒート
月面着陸
月に暮らす
新たなる挑戦、アポロ=ソユーズ計画
宇宙でひとつに
著者等紹介
スコット,デイヴィッド[スコット,デイヴィッド][Scott,David]
1932年、テキサスに生まれる。父は軍のパイロットで裕福な家庭に育つ。ジェミニ8号で初のドッキングを成功させ、アポロ15号で4回目の月探査をおこなった。MITで宇宙航行学を修めたエリートパイロット。NASAのアポロ計画第三期生の中では、もっとも輝かしい実績の持ち主
レオーノフ,アレクセイ[レオーノフ,アレクセイ][Leonov,Alexei]
1934年、シベリアに生まれる。父がスターリンの粛正にあったため、貧しい少年時代を送る。ボスホート2号で人類最初の宇宙遊泳をおこない、ソユーズ=アポロ計画ではソ連側船長を務めた。身長が高すぎたため初期の宇宙船に乗れず、初飛行は親友ガガーリンのあとになったが、実績はソ連の宇宙飛行士中トップクラス
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sekaisi
8
ソ連の宇宙開発がわかりました2025/03/08
SUPERNEET
3
互いに敵対する二つの超大国が、宇宙という舞台で繰り広げた戦いがそれぞれの視点から語られるという構成は非常に興味深い。彼らは政治体制の上では敵対する関係にあったとはいえ、互いに認め合い、最終的には協力へ至った。なんだか救われたような気分になった。2008/11/21
DIVERmope
1
米ソの宇宙開発競争を担ったスコットとレオーノフ、彼らがどのようにして飛行士になり、お互いをどう認識し、どう動いたのか、そういった事が時系列順に書かれている。スコットから見たスプートニク、レオーノフから見たマーキュリー計画、そして同僚、上司として登場するコロリョフやガガーリン、クバソフ、フォン・ブラウン、イェーガー、アームストロング等、当事者の体験談としての偉人の話は実に貴重。彼らが政治より上の存在になり、宇宙空間で米ソの鉄のカーテンというハッチを開けるに至った人たちの思いを感じることができる秀作である。2011/08/11
松田望
0
月で切手のハンコ押したスキャンダルで宇宙開発の第一線から追われたデイヴィッド・スコット氏がどう言い訳するのかと思い読んでみた。ここまで自分のことを正々堂々と自己正当化するのか〜と日本人的な感覚では呆れ返るしかない。これが世界水準なら国際政治学者だった舛添要一氏もそうなのかもしれない。2016/05/31
(まだない)
0
(2005/08読了)2005/08/31