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内容説明
合衆国政府と密接に結びつく秘密機関に所属するチャーリー・モンク―高度な訓練と天賦の才によって、超人的な反射神経と体力とを身につけた彼は“コントロール”に命じられるまま、どれほど困難な極秘任務であろうと完璧に遂行した。金も女も不自由しない彼が、折に触れて思い出すのは生き別れになったキャシーのこと。ある日、彼の前にそのキャシーが姿を現わした。チャーリーは、思わず彼女に話しかけた。それが恐るべき悪夢の迷宮の扉を開くことになるとは露ほども知らずに…。トリッキーなストーリー・テリングで知られた鬼才が放つジェットコースター・サスペンス。
著者等紹介
アンブローズ，デイヴィッド［アンブローズ，デイヴィッド］［Ａｍｂｒｏｓｅ，Ｄａｖｉｄ］
１９４３年、イギリス生まれ。オックスフォード大学で法学を修士した後、脚本家となる
鎌田三平［カマタサンペイ］
１９４７年、千葉県生まれ。明治大学文学部卒業。作家、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
moon-shot
2
ソーンダースの単行本未収録作品目当てで古本屋で買ったSFマガジン2004年6月号を読んでると、この本の書評が載っていたのがきっかけ。図書館の書庫から出してきてもらって読んでみたら、これがブレードランナーと007を組み合わせたような筋書きで結構面白い。いわゆる模造記憶物なのですが、展開が工夫されていて、この手の本を読みなれていてもあっと驚く場面がありました。一つ一つの章立てが数ページと短く、読みやすいのも良い。ツイストを強烈に効かせたラストは賛否両論ありそうですが、これくらい捻ってこないとつまらないのだ。2025/09/08
tai65
1
星４つ2004/11/06
慧
1
★★2004/02/20
ちび丸
0
★★★★
kanamori
0
☆☆★2014/09/27
