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ヴィレッジブックス
ジェイミーの墓標〈2〉―アウトランダー〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784789721790
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1744年、ジェイミーはクレアとともにハイランドを離れ、パリで暮らしていた。親戚の力添えがあったため、ワイン商として国王や貴族たちと交流できるほどの華やかな暮らしぶりだった。だが、ふたりには秘められた大きな目的があった。それは翌年45年に起きるはずのジャコバイトの反乱を未然に防ぐこと。しかし、やがて思いもよらぬ事件が勃発する。惨死したはずの暴虐非道な仇敵がジェイミーの前に立ちはだかったのだ。その結果もたらされるものは、二度とジェイミーに会いたくないとクレアに思わせるほどの苛酷な運命だった。

著者等紹介

ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ][Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる

加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

50
試練に次ぐ試練、加えて2人に待ち受ける未来を思うと読み進めるのが辛いが、小春日和のように訪れるふとした愛の瞬間が堪らない。交わす視線や言葉、触れ合いにときめく。2017/10/20

Miyoshi Hirotaka

32
わが国の時代劇の定番は戦国、幕末。有名な人物が多いし、誰を主役にしても現代の恩讐と分離でき、誰もが知る事件を大団円にできる。本書の背景は名誉革命転覆を企図するジャコバイトの最後の反乱。革命後に併合されたスコットランドでは不満が鬱積。王位継承に際し、どちらを支援するか、あるいは、中立を守るかは重要な国際問題。一方、スペイン、ポルトガルに遅れて大航海時代に乗り出したイングランドにとっては国内の完全平定は焦眉の急。「王国連合」以前の話だが、スコットランドの分離独立を諮った住民投票の伏線が描かれていて面白い。2017/02/19

とんこ

27
再読熱も冷めてきたかな、って気分で読んだら事件が次々起こって一気に読了。なんだかんだファーガスの存在が救われる。自分が死んだらクレアをフランクに託そうとするジェイミー、男前すぎる。2023/09/10

ち~

25
カローデンの戦いを阻止すべくフランスで奔走するジェイミーとクレアの前に、死んだと思われていた宿敵ランダルが再び現れる。ランダルへの復讐を阻止するクレアに怒りを露わにするジェイミーが出した結論とか…泣かせる!!次々に降りかかる試練が辛くて何度も読むのを中断してしまった。数々の策略で反乱を阻止できたかと思われたが、故郷に戻り平和に暮らす2人に届いた手紙は…1人、静かに涙を流すジェイミー…3巻に進むのがホントに辛い。2018/05/31

ぱんちゃん

14
苦しい中盤でした。失ったものをどう受け入れ心を癒すのか。良く書かれていたと思います。マスター・レーモンは今で言うところの江原さんみたいなものなのかしら。三輪さんと組んでやってた『オーラの泉』大好きでした。とにかくジェイミーと癒しあって仲良く故郷に帰ったのにあの仕打ち。そうですよね、波乱がないわけないですよね。6巻目はマータフがいっぱい出てくるといいなー。ジェイミーよりマータフ派です、枯れ専だから(笑)2015/09/26

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