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内容説明
ハンナはお菓子作りの腕をいかして、世界一おいしいクッキーを出すお店を経営している。店の評判は上々、地元の人たちのくつろぎの場として愛されていた。そんなハンナの悩みといったら、「結婚しなさい」とうるさい母親くらいのもの。忙しくものどかな毎日だったが、ある日、店の裏手で牛乳配達人の死体が発見され、町は大騒ぎに。義弟である保安官助手に捜査を手伝うと約束してしまったことから、ハンナは自慢のクッキーを手に町の人たちへの聞きこみを始めた。おいしいものの前ではだれしも口が軽くなる。思わぬ名探偵ぶりを発揮するハンナだが…。甘くコージーなお菓子ミステリー・シリーズ第一弾。
著者等紹介
フルーク,ジョアン[フルーク,ジョアン][Fluke,Joanne]
アメリカ・ミネソタ州の小さな町で生まれ育つ。教師、心理学者、ミュージシャン、私立探偵や花屋の助手、クイズ番組のアシスタント・プロデューサー、映画脚本の手伝いなどさまざまな職業を経験した後、1980年に作家としてデビュー。2000年よりお菓子作りの名手、ハンナ・スウェンセンを主人公としたミステリーを書き始め、毎年新作が発表される人気シリーズとなった。現在は南カリフォルニア在住
上条ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちげー
14
クッキーのレシピが所々に出て来て面白かった。 お菓子作りの名人は、探偵でも名人ぶりを発揮してました。 美味しいものを食べると口が軽くなり、みんなお喋りになるとありましたが、正にその通り。 思わぬ人物が犯人で、最後までハラハラしました。2019/04/19
まお
4
洋書だったのでかなり読むのに時間がかかりましたが、終わる頃には登場人物もまるで近所の人みたいな感じにw 出てくるクッキー・・・勇気を出して作ってみたいと思った! 我が家にとたんにチョコチップクッキーが溢れ出したのは言うまでもないww 早速次巻に進みます(^^)v2015/08/15
akinbo511
4
田舎町でクッキー屋を経営している独身女性ハンナがにわか探偵として活躍する。途中数ヶ所にストーリに出てくるクッキーのレシピが載っていて、焼いてみたかったけれど、よく見たら砂糖とバターがたっぷりで食べきれそうに無いので読むだけに留めました。ハンナの恋の行方が気になるので、次巻も読みたいです。 2013/11/17
中嶋美和
1
洋書は苦手で、登場人物を覚えるのに時間がかかりましたが、慣れてきたら凄く面白くなりました。色んなクッキー食べてみたくなった。2014/06/24
30オーバー
0
一時期かなりはまってました。ミステリーよりクッキーがどれもこれも美味しそうなことっ!近くにあったら良いのになんて。いや太るか・・・? とにかくコージーミステリーに入門するのに最適な一冊、トリックより登場人物のテンポのいいおしゃべりや素敵な人間関係が面白いです。みんなクッキーのとりこっ!