ヴィレッジブックス この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則

ディミトリアス，ジョーエレン【著】〈Ｄｉｍｉｔｒｉｕｓ，Ｊｏ‐Ｅｌｌａｎ〉/冨田 香里【訳】

ソニー・ミュージックソリューションズ（2001/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 368p／高さ 15cm
• 商品コード 9784789717779
• NDC分類 141.93
• Cコード C0197

内容説明

「いい人そうだけど、本当は？」「自分は人にどう思われているんだろう？」ちょっと気をつけて観察すれば、気になる人の正体は浮かび上がる。職場、家族、恋愛、友人、どんな関係でも共通する「人の読み方」。相手がもつパターンを見抜けば、性格がわかり、行動が予測できるようになる。「人を読む」プロの陪審コンサルタントが、長年の経験から培った方法を具体的に教える。ストレスのない人間関係を築くために格好の一冊。

目次

「人を読む」には準備が大切―あなたの心がまえの見直しから
行動パターンの発見―木だけではなく森も見るために
「第一印象」を読む―外見とボディー・ランゲージからわかること
「環境」から人を読む―周囲にあるものすべてに注意しよう
内容ではなく話し方が大切―言葉以上のものを聞き取るために
質問の仕方を考える―そして、答えにきちんと耳を傾けよう
なぜ、そういう言い方をするのか―コミュニケーションの背景
言っていることにより、していることを見よう―本性があらわれる「態度」に注目
見かけ通りではないこともある―例外を見つけよう
内なる声に耳を傾ける―直感力も見逃せない
自分を鏡で見る―他人からの読まれ方を読む
素早く決断するために

著者等紹介

ディミトリアス，ジョーエレン［ディミトリアス，ジョーエレン］［Ｄｉｍｉｔｒｉｕｓ，Ｊｏ‐Ｅｌｌａｎ］
アメリカでもっとも有名な陪審コンサルタント。ロドニー・キング、Ｏ．Ｊ．シンプソンなど数々の有名裁判をはじめ、６００以上の陪審裁判に携わっている。雑誌などで「予見者」と呼ばれるほどにその評価は高い

冨田香里［トミタカオリ］
立教大学社会学部卒業。翻訳・通訳、ライターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コウメ]

タイトルと内容が少し違っていて残念だけど、内容は「人を読む力」をテーマにした内容。人を見る(読む)には客観性が大切で人を判断するにはまず自分がどんな人とならいい関係を築けるのかとか条件を整理しないといけない。その上で「客観性」で見なければならないけれども人間の性で感情があるので本能的に不快なことや不安には目を逸らす。これらの妄想によって客観的物事を見れない。自分と距離が近ければ近いほど判断が鈍る／❶「思い入れ」もっとも厄介なのが思い入れでほとんどの人は変化を好まない。今の現状維持を保つ方が楽で安全だから

2020/12/08

[kei]

これは題名が意訳ではなく別物。「人の読み方（reading people）」では 人目を引かず売れないのかもしれないけれど…。

2017/12/21

[m]

６年ほど前に読んだ。きっかけは、「弾丸トークの同僚」のうるささが理解できずに手に取った本。裁判の陪審員を選ぶ際に見ている観察項目が列挙されていて、さらに、そこからわかる生活や予想される思考傾向なども出てくる。これを読んでからは、「うるさいけど、まぁ、色々あるんだろうね～」と少し器がでっかくなれました。うるさいけどね～。

2011/11/02

[かずき]

適当にブックオフで買ったけど、まさかの大当たり。人の内面を読み取る際に、何に注目すべきなのかなど汎用性が高いコツを教えてくれる。一見才能のように思えるけど、車の運転と一緒で練習することで身につけることができる。ってのがいいね⤴️

2020/03/13

[KURENAI-XJAPAN]

他人と意見が被るが、初めにお伝えしますと、タイトルと中身が全く違う。タイトルをつけるならば、「相手との会話を磨くにはどうすべきか。」または「相手を読む為には」とも言えるのではないでしょうか？正直色々話が飛び過ぎており、私には難しかった。ただコミュニケーションという面で悩む方にはオススメ。相手を理解するにはどうすべきか、相手の仕草でどんな想いなのかを察する勉強にもなりました。 人を知るには、人と接する時間を増やす事がベスト。 そして自分が向かっている話の方向は間違ってないか常に会話の中で意識する。とのこと。

2018/10/30