- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
ジェーンがすべての女性に伝えたいのは、理想の男性を射止めるための七つの心得―彼女は寛大な精神とちょっぴり手厳しい洞察力、そしてあふれんばかりのユーモアを携えて、“セックス”、“恋愛”という危険な広野と、うっかりすれば足元をすくわれかねない“人間関係”、“社会”という湿原に意気揚々と出発したはずだった…。愛とはなにか、どうしたらそれを手に入れられるのか、さらには、愛を手に入れるためのルールをつくりだすのは誰なのかをあなたに教えてくれるベストセラー連作集。
著者等紹介
バンク,メリッサ[バンク,メリッサ][Bank,Melissa]
1960年生まれ。ニューヨーク在住。コーネル大学創作科卒業後、さまざまな職業を経て広告代理店のコピーライターとなる。1993年、ネルソン・アルグレン賞の短編小説部門を受賞する
飛田野裕子[ヒダノユウコ]
英米文学翻訳家。慶応義塾大学文学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
5
この訳者さんは本当に上手ですね。イキイキとして、美しい訳です。2014/04/30
星落秋風五丈原
5
世界中でベストセラーになった連作集。ままならぬ恋と人間関係を通して生きるのに真剣な少女が全ての出来事に疑問をもちながら成長する様を描いている。 バーバリーっぽい装丁です。しおりも凝っていてお洒落です。7編の短編のうち5編が主人公ジェーンローズナルの物語。 この本の冒頭にあるエリザベス・ビショップの「ひとつの枝」からの 抜粋もなかなかいい文章だと思います。2013/07/24
kimumaki
3
メリッサ・バンクの『娘たちのための狩りと釣りの手引き』を読む。これはタイトルが何だコリャ?指南本?と思っていたのだけれど、すごくよく出来た小説だった。特に年の離れた編集者とつきあう短編は主人公は若いはずなのに淡々として、怖いくらい冷静だ。2004/10/22
yukitalia
2
1999年の出版当時、確か王様のブランチの本のコーナーをみて購入。当時23才→今39才。同じ本でも、年を経ると思うことが変わる。けど、アメリカも日本も文化は違っても、いろんなことに悩むっていうのは共通。2015/08/21
hana*hana
2
アンチ「ルールズ」な方におすすめ(笑)