内容説明
寂しさに震える、都会の物語。書き下ろし小説&エッセイ&8cmCD。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅう
49
キューバをモチーフにした小説集。表題作の『或る恋の物語』が小説で、次いでキューバにまつわる短いエッセイと村上龍レーベルのキューバミュージシャンの紹介へと続く。巻末にはキューバ音楽のCDが添付されている。このレビューは、そのCDをBGMに書いている。主人公、学生の「オレ」はイタリアンレストランでバイトしている。バイト先で知り合った赤川美枝子と一緒にキューバを旅することを夢見るが……。小説は、「キューバは、人間が人間に甘えることを、許さない。」という文章で締められる。甘え放しの私には耳の痛い言葉だ。2025/04/24
ねなにょ
14
憧れのキューバに行くためにアルバイトしていたレストランで出会った女性との束の間の恋。そして…。とっても短いお話+エッセイに、村上龍選曲のぴったりのBGMのCD付き…の筈が、図書館本で、どうやらCDは盗まれてしまったらしくナシ。2016/08/03
♋︎
1
読み終わってから、エキゾチズムの意味を調べる。異国情緒。2019/02/03