内容説明
日本屈指のバンドTMN。彼らの回りにはつねに噂と謎が尽きない。史上最大規模で行なわれたツアー“EXPO”も、そのきらびやかな舞台の裏に、大きな秘密をはらんでいた。1991年9月9日。鹿児島を皮切りにスタートしたツアーは、そのバックステージにたくさんのサイド・ストーリーを生みだしつつ進行する。果たして“彼”はふたりいるのか―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s
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本棚整理の途中で発掘し10年ぶりくらいに再読 92年のEXPOツアー密着ドキュメントのはずがたびたび挿入されるサスペンス調の物語は一体何なんだろうか・・・ しかしこの頃の小室哲哉って文字通り死ぬほど働いてたよな 「あれだけ働いたんだから」って浪費しちゃう気持ちもわからなくはない限度はあるが2008/12/02
sg
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ン年ぶり再読。 ライブツアーの密着ルポをストーリー仕立てにしてみっちりと上下巻でまとめた本。ツアー中のミュージシャンの日常がてんこ盛り。みんな仲良し。この時点でメンバー楽屋大部屋でよかったのがすごい。 ほか、見どころが多くてきりがないんだけど、曲終わりのタイミングのドラムとボーカルの駆け引きがすごい印象に残ってた。ほかのバンド見ててもつい思い出してしまう。 1974で優勝したフレッシュサウンズコンテストから8年でEXPOツアーというのにのけぞった。今考えるとTM NETWORKの活動期間短かったんだな。2023/01/29