内容説明
本書でゲルハルト・ベルガーは、F1グランプリ・ドライバーのキャリアの背景にある人間劇と、世界中のありとあらゆるスポーツの中でももっとも刺激的でもっとも金のかかるスポーツを、インサイダーの覚めた目で生き生きと描写している。
目次
鈴鹿のいたずら―だが、ホンダでは誰も笑わない
アルファ・スードとの楽しい日々
F3への第一歩
マカオ、セナ、そしてやましさ
グランプリ初出場目前の謀略
ワールド・チャンピオンシップ初のポイントとアロウズと最初の接触
マクラーレン宛てテレックス、公開状、そしてついにアロウズと契約
F1の新人向けオリバーの教訓
チャーリーとシュニッツァー・チーム
歓迎されないBMWのおみやげ
マラネロからの電話
フォーミュラ・フォードにはクレイジーな新人がいる
エンジンを壊そうか、それとも完走しようか
フェラーリの旗の波
カペリのビジョン
ロン・デニスとのポーカーゲーム
幸いバーナードが安全なマシンをつくる
障害の多いカムバック〔ほか〕