内容説明
ルカが伝えたイエスの生涯の物語には、とくに「祈り」「あわれみ」「喜び」が読みとれる。イエスはいつ、どんな時に、どのように祈っておられたか。罪びとや声を出せない小さな人々に向かった、あわれみとは?救われた人々が発する喜びの、声のひびき!たとえ話、奇跡、教え、受難と死と復活と昇天を黙想しながら自己の内面を振り返る。
目次
1 宣教開始まで(ルカ1・1~4・13)(人生を先に進める約束;この家はホテルじゃない ほか)
2 ガリラヤでの宣教(ルカ4・14~9・36)(片道だけの切符;ナザレの危険 ほか)
3 エルサレムに向けての歩み(ルカ9・51~19・27)(居続けるか、去るか;旅はもう始まっている ほか)
4 受難・死・復活・昇天(ルカ20・27~24・53)(人生はジグソーパズルのよう;留まっていなさい ほか)
著者等紹介
ピッコロ,ガエタノ[ピッコロ,ガエタノ] [Piccolo,Gaetano]
1973年、ナポリに生まれる。イエズス会士。教皇庁立グレゴリアン大学で形而上学を教える。個人的な霊的体験(聖アウグスチヌスの著作の読書とスリランカでの養成期間によっても熟した)をとおして、聖書への一つのアプローチを展開。それは、神のことばと出会うことで、各自の人間的なダイナミクスを浮かび上がらせようとするもので、心が照らされ、癒やされるためである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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