内容説明
本書にはマザーテレサに近しい人びとからの未発表の証言と祈り、そして実践のための勧めも収められている。「あわれみへの招き」は、ただの追憶の本ではなく、むしろ二十一世紀において今まさに重要で、非常に必要とされている聖人の教えの生きた遺言である。
目次
飢えている人を満たす
渇く人に水を飲ませる
裸の人を衣で覆う
宿のない人を迎え入れる
病気の人を見舞う
囚人を訪ねる
死者を埋葬する
無学の人を導く
疑いを抱いている人に助言する
罪びとを諭す
人の過ちを辛抱強く耐え忍ぶ
侮辱されても進んでゆるす
悲しみのうちにある人を慰める
生者と死者のために祈る
著者等紹介
マザーテレサ[マザーテレサ] [Mother Teresa]
1910年、スコピエ(現在の北マケドニア)で生まれ、1928年ダブリン所在のロレット修道会に入会したが、カルカッタで神の愛の宣教者会を創設するため、1948年ロレット修道会を退会し、貧しい人びとの中で最も貧しい人への奉仕が、彼女の生涯の仕事となった。彼女は1979年ノーベル平和賞を受賞し、1997年の没後直ちに列聖調査が開始、2003年に列福、2016年に列聖された
コロディエチュック,ブライアン[コロディエチュック,ブライアン] [Kolodiejchuk,Brian]
神父。MC,Ph.D。カナダ・ウイニペッグ生まれ。ニューヨークタイムズでベストセラーとなった『マザーテレサ 来て、わたしの光になりなさい!』(女子パウロ会)の編者。彼は1977年マザーテレサと出会い、1984年神の愛の宣教者司祭会の創立と同時に入会し、1997年彼女の没年まで20年間を共に歩んだ。カルカッタのマザーテレサ列聖推進委員会長を務める。現在、マザーテレサ・センター長
原田葉子[ハラダヨウコ]
上智大学外国語学部を卒業。東京藝術大学大学院美術研究科で美学を専攻し、現在、宇都宮大学、東京工芸大学で非常勤講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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