目次
1 欠点との闘い
2 霊に生かされた自分
3 霊動識別の重要さ
4 霊の動きをみきわめるために
5 なぐさめの状態とすさみの状態
6 霊動識別における指導者
著者等紹介
リバス,イシドロ[リバス,イシドロ] [Ribas,Isidoro]
1929年スペインのバルセロナで生まれる。1946年イエズス会に入会。バルセロナのColegio de San Franciscoで古典文学、哲学両修士課程を修了。1954年来日。上智大学で神学の修士課程修了。1961年司祭叙階。1963年東京駒場のザビエル学生寮寮長に就任。上智大学で神学、倫理学を教える一方で、学生達の指導とイグナチオ教会での司牧。CLC(Christian Life Communities)やマリッジ・エンカウンター活動の霊的指導に、たずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
20
考えに考え抜き、迷いに迷い抜いた末に、ふと自分にしか聞こえない声が聞こえることがある。谷村新司の名曲「昴」のテーマは、心の鍛錬によりもたらされる悟りを宇宙からのメッセージに譬えたもの。自分の中には二人の自分、二つの顔がある。良い自分と悪い自分だったり、美しい自分と醜い自分だったりする。心に平安を感じることもあれば、暗闇と混乱に苛まれることもある。しかし、どうあっても大いなる意思の現れ。心身を整えることによりその語りかけが聞こえるようになり、自分のことよりも皆の利益を追求した生き方が自然とできるようになる。2020/12/27
peace land
5
イグナチオの霊操を実践するようになっているということかな。自分の中の二人を区別できるかが課題で。大きなものにゆだねられるかどうか、、やはりこれは霊操を深めなくては…2021/02/08
マリアセシリア
2
特に後半が難しい。 「なぐさめ」と「すさみ」を自分に状況に当てはめてみる。 信仰を深めるために、時々読み返してみたい。2024/02/29