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内容説明
明治初期から大正にかけて、まだ貧困・飢餓・疾病に苦しんでいた長崎外海の人々を農地改良、殖産、医療、福祉、建築などの活動で支え指導し、自立の道を開いたフランス人宣教師の、驚異の生涯…。
目次
第1章 近代キリスト教の夜明け(豪雨の夜に;“かくれキリシタンの時代”をへて;サンタ・マリアのご像はどこ?;ド・ロ神父の生いたちと父の教育)
第2章 “旅”に出た信徒とド・ロ神父(流刑地での日々;神と人への愛のために;マキのこと、仙右衛門のこと;神学校改築とド・ロ版画)
第3章 村づくり、村おこしはじまる(外海への赴任;出津教会の建設とド・ロ壁;マカロニ、パン、ソーメンづくりド・ロ神父と子どもたち)
第4章 ド・ロ版“神の国”をめざして(ド・ロ診療所の開設;新しいキリシタン村を;外海地方のキリシタン伝承;神よ、みむねのままに…)
著者等紹介
谷真介[タニシンスケ]
1935年東京に生まれる。『台風の島に生きる―石垣島の先覚者岩崎卓爾の生涯』で昭和51年度厚生省児童福祉文化奨励賞、第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞受賞。絵本「行事むかしむかし」で第15回巌谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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