著者等紹介
ラーゲルレーヴ,セルマ[ラーゲルレーヴ,セルマ] [Lagerl¨of,Selma]
1858年、スエーデンの旧家に生まれる。小児マヒを患って自由な運動ができなかったため、家で家庭教師について学び、読書と創作に心を向ける少女時代を過ごす。のちに、ある雑誌の懸賞募集に送った『イェスタ・ベルリング物語』が入選して、長年の夢であった文筆生活への門が開かれ、しだいに作家としての地位を確立。母国の自然と生活を児童に伝える『ニルスのふしぎな旅』で一躍、国民的作家となる。女性初のノーベル文学賞を受賞し、スエーデン・アカデミーの最初の女性会員に選ばれている
こいずみるみこ[コイズミルミコ]
小泉るみ子。1950年、北海道美唄市生まれ。早稲田大学文学部卒業後、絵の勉強を始め、絵本、教科書などのさし絵を手がける。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
54
初めはいじわるだった羊飼い。しかし、彼は粗末な小屋で生まれた赤ちゃんとその母親に羊の毛皮をプレゼントする🐑すると、天使がやって来ました👼そうです!イエス・キリスト様の誕生なのです✨✨✨2024/12/27
Cinejazz
15
〝 12月のとても寒い夜更けのこと 「お願いです。生まれた赤ん坊と母親を暖めてやるために、どうか火を…」 一軒一軒、家の戸を叩いて、お願いしてまわる男(ヨセフ)がいた。誰も起きてこなかった。男は、遠くに見える野原に近づくと、犬をけしかけ、杖を投げつける年老いた羊飼いが現れた。「お願いです。火を貰えませんか?」...「いやだ」と言おうとした羊飼いは、犬は吠えず、投げた杖も当たらない、気味の悪い男に 「いいよ、もっていきな」と返事した。「ありがとう」と礼を言った男は、手で火を掴み、自分のマントに包みこんだ。↓2025/06/10
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