内容説明
現代人は、健康で、美しく、望ましいからだを保持するためにはあらゆる努力をし、健康のみに価値をおいているかのようです。健康で幸せな状態がなくなると思われるときに、いったい何がおこるでしょうか?人間とからだの深い関係に光をあてた現代の神学書。
目次
第1章 健康と病気
第2章 からだとは何か
第3章 他者性と男女の性
第4章 秘跡について
第5章 からだの復活
エピローグ
著者等紹介
マルティーニ,カルロ・マリア[マルティーニ,カルロマリア][Martini,Carlo Maria]
1927年2月15日イタリアのトリノ市に生まれる。1944年イエズス会に入会。1952年7月13日司祭に叙階。その後、ローマのビブリコ(教皇庁立聖書研究所)において聖書学を学び、聖書学博士号を取得。同研究所の聖書研究部教授・所長をつとめ、グレゴリアン大学の総長に就任。1979年12月29日ミラノ教区大司教に、1983年2月2日、枢機卿に任命される
松本紘一[マツモトコウイチ]
1942年松江市に生まれる。1964年イエズス会に入会。1974年司祭叙階。司祭叙階後、これまでに広島学院、イエズス会管区長館、麹町聖イグナチオ教会で働き、2007年より現在までマニラのアテネオ大学内にあるイエズス会のアルベ国際神学院で院長をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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