内容説明
小さいけれど、きらめき落ちるいのちのしずくを紡いで生まれた詩の本。
目次
ひとつのうた―序にかえて
祈りのうたの章
愛の歌の章
旅路の謳の章
森の詩の章
季節の唄の章
師の教え―結びにかえて
著者等紹介
光原百合[ミツハラユリ]
1964年広島県生まれ。大阪大学大学院修了。尾道大学芸術文化学部准教授。詩集や絵本、童話を執筆しながら、98年、初のミステリー『時計を忘れて森へいこう』を上梓。2002年『十八の夏』で、第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
17
美しい題名からして素晴らしい、優しさに満ちた詩集。一つ一つの言葉が、読み手を包み込んで癒してくれます。読み終わった後は、雨上がりの原っぱで深呼吸するような心地になりました。「掌」という詩が一番好きです。人間を傷つけ、殺傷するものを作り出してしまった掌は、人を癒すことにも使えます。作者の深い優しさを感じる詩です。最後の連で、人間の持つ可能性を表現しており、大きな希望を感じました。2024/04/14
THE WATERY
3
「聖地」,「掌」,「冬は贈り物の季節」,「春の野」,「師の教え―結びにかえて」が好き。2010/01/14
さつき
1
〈天からの借り物〉火と言葉を得て人は人となった/人を人とするため火と言葉は天から貸し与えられたのだ/だからこの二つはとてもよく似ている人を暖め燃え立たせる/決しておろそかに扱ってはならぬ天からの借り物日々祈りと共に使うべきもの/それを忘れたとき人を傷つけ滅ぼすところも同じ〈かけがえのない日に〉なんでもない日なんてつまらない日なんてそんなものないんだよ毎日がかけがえのない誰かのかけがえのない誕生日/きらきら太陽がほほえむ日もひゅうひゅう風が吹きすさぶ日もこんこん雪が舞い散る日だってかならず誰かの誕生日なくて2022/06/05
シュエパイ
1
「聖地」のことならよく知ってる、きっと誰でも知ってる、誰も理解はしないのだろうけれど。だからこそ、それを求めて争ったり裏切ったり憎んだりしているのだろうし。そんなことをしたら、「聖地」は徐々に汚れて失われてしまうのに、ね。 「道 はるかに」を読んでて、ふっと、私はどんな風に写るのかなって気になったり。険しい顔をして荒れ野を目指す少年ですか、それとも、明るく笑って口笛を吹きながら緑の草原を目指すものですか? 私は、後者でありたい。2010/08/02
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