内容説明
テレーズとマザー・テレサを強く結んでいるものは、人びとを愛したいと熱烈に望むイエスの渇きを潤すこと。主の愛に人びとは無関心で、その愛は受け入れられていないから…。深く優しい主の愛にすべてをゆだねきるという「小さき道」を歩くこと、孤独で、見捨てられているもっとも貧しい人に愛をこめて仕えることで、二人はそれぞれ、イエスの愛の渇きに応える。
目次
第1章 小さきテレーズの生涯
第2章 マザー・テレサの生涯
第3章 「水を飲ませてください」
第4章 「それはわたしにしてくれたこと」
第5章 砕かれた心
結びの言葉
補遺1 テレーズの祈り
補遺2 マザー・テレサの遺言
補遺3 マザー・テレサの列福請願者へのインタビュー
補遺4 マザー・テレサの祈り
著者等紹介
ゴティエ,ジャック[ゴティエ,ジャック][Gauthier,Jacques]
カナダ人(ケベック生まれ)。詩人、神学者、オタワ聖パウロ大学教授。カナダ、フランスでは講演会、ラジオやテレビでの講話も広く知られている
伊従信子[イヨリノブコ]
東京生まれ。元上智大学比較文学部教授。カルメルの霊性を生きる在俗会「ノートルダム・ド・ヴィ(いのちの聖母会)」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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