内容説明
行き先がわからない日本の社会と、なかなか刷新の進まない日本のカトリック教会の現実に向けた著者の辛言、進言、信言、箴言、深言…。
目次
第1部 時流の底にあるものを見つめて―家庭、政治、宗教、人間生活あれこれ(生を覆われた世代の若者たちと、ともに生きるために;教育改革に、カトリックの立場から;男はつらい;二〇世紀からの重い課題;「人間の安全保障委員会」設立に期待する ほか)
第2部 局長室の窓から(「蟻の町」の跡地に;差別される人の心の痛みが分かりますか;一人ひとりを大切にする心を忘れては…;来日した二人の枢機卿の違い;休むことのできない神 ほか)
著者等紹介
森一弘[モリカズヒロ]
1938年、横浜に生まれる。1960年、上智大学卒業。1967年、ローマで司祭になり、1985年、司教に叙階される。1985年から2000年まで東京教区補佐司教、その間1994年から1998年まで、カトリック中央協議会事務局長を兼任。現在は、真生会館に在住し、黙想指導、講演、執筆活動に携わる
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