内容説明
多くの日本人が温かい思いやりの心を見失って、すでに久しい。そんななか慎しく、目立たず、一隅を照らす人々10人へのインタビュー。
目次
文明の病巣を見つめて―水俣・苦界に身を置く人々とともに(石牟礼道子)
寒風に流されながらも―ホームレスに自立の道を(池田雄一)
幸せを求める人々のために―電波にのせる愛のメッセージ(ジェームス・ハヤット)
絶望のなかに希望を拓くとき―慈悲と憎しみを抱えつつ(山下京子)
いざとなれば家を売っても―現代社会に疲れた人々に差し伸べる手(広岡洋子)
二十四時間を子どもたちに―児童福祉の最前線に立って(野口啓示)
消え去った夢のあとに―勇気はすべての人から(西口順一)
歩いてミタラ歌ってミタラ―重い知能障害者の仲間となって(福井達雨)
凍える世界に花あかりを―自らの不明を詫びながら(岡部伊都子)
存在そのものがメッセージ―あるシスターの思い出から(マザー・テレサ)
著者等紹介
矢野宏[ヤノヒロシ]
1959年生まれ。愛媛県出身。1987年、地元紙記者を経て黒田ジャーナルに入社、ミニコミ紙『窓友新聞』のデスクに就任。黒田清氏没後、遺志をついで反戦・反差別を柱にしたジャーナリズム活動に従事。大谷昭宏事務所に所属。2002年から関西大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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