内容説明
この本は、「ゆるしの秘跡」という「信仰生活の道具」の「利用の手引き」です。信者が自分の信仰の旅路のために、この秘跡の場をどのように活用するかという観点から書かれています。
目次
第1章 ゆるしの秘跡で告白すべき罪とは何か(個々の行為を告白する;生活の状態や習慣ではない ほか)
第2章 自分の罪を糾明する方法(自分の罪意識から出発する;苦しんでいる人々から出発する ほか)
第3章 ゆるしの秘跡は何を与えてくれるのか(何の役に立つのか;交わり(コミュニオン)の衰弱 ほか)
第4章 ゆるしの秘跡を効果的に受けるための手引き(事前の準備;実践―あいさつ・聖書を読む・罪の告白・勧めの言葉・償いの指定・回心の祈り・ゆるしの宣言・あいさつ)
著者等紹介
来住英俊[キシヒデトシ]
1951年滋賀県近江八幡市生まれ。神戸育ち。大学では法律を学んだが、司法試験に連敗。1975年電気メーカーに就職した。1979年イタリアのパック旅行に参加して、教会ばかり見せられた。その影響で帰国後、板橋教会を訪れ、1981年に洗礼を受けた。その前から御受難修道会に出入りして、洗礼を受けた勢いで入会した。1984年初誓願。1989年司祭叙階。説教や黙想指導の仕事を熱心にしたが、しだいに、「話を聞くだけでは実りが少ない、信仰生活の訓練の場が必要である」と考えるようになった。その間、修道会に退会者が続いて打撃を受けたので、修道生活についてもう一度よく考えるため1996年~97年にイタリアに滞在した
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感想・レビュー
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かおりんご
peace land
piece land
マリア