内容説明
14人の里子育てが事の始まり。あとは遭遇するままカンボジアの問題につぎつぎにアタック!愛とユーモアでつき進む神父の「共生」への旅。
目次
里子14人の父親だった日の思い出
「ともに生きる」よう呼ばれているわたしたち
その憐れみが深く胸にしみたなら
大いなる橋を架けた人びと
「ガンバレー」より温かな励ましを
一人ひとりが違って、みんなすばらしい
苦境に立つ少女たちの厳しい生活
「隣人となる」人、ならない人
死の苦悩を過ぎこし同胞のために働く青年
試練を愛に生きる力とした偉人たち
クメールの微笑とカンボジアの心
マルタの素敵なもてなしに和んだ日
祖先の約束を守り続ける「受難劇」の村
貧しい人の道をともに行く教会をめざして
辺境の地に棄てられた村の新しい出発
著者等紹介
後藤文雄[ゴトウフミオ]
1929年、新潟県長岡市に生まれる。1950年、神言神学院入学。1960年司祭になる。以後、名古屋のカトリック南山教会、東京のカトリック吉祥寺教会などを歴任、今日に至る。1981年から1994年まで、カンボジア難民の子ども14人の里親として子どもを育てあげ、その後、小学校づくりほか、広くカンボジアの支援に携わっている
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