思い起こし、物語れ―マルコ福音書のメッセージ〈下〉

思い起こし、物語れ―マルコ福音書のメッセージ〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 621p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789605328
  • NDC分類 193.62
  • Cコード C0016

内容説明

愛しぬき、与えつくしたイエスの死にざまをじっと見て、百人隊長の口から思わず信仰の言葉がほとばしる―「この人は、本当に神の子であった」と。今日、出会う、復活のイエス。

目次

人の子はかならず多くの苦しみを受ける
わたしの後に従いたい者は
これはわたしの愛する子。これに聞け
人の子は苦しみを重ね、辱めを受けると聖書に書いてあるのはなぜか
この種のものは、祈りによらなければけっして追い出すことはできない
人の子は、人々の手に引き渡される
途中で何を議論していたのか
やめさせてはならない
名によって
二人はもはやべつべつではなく、一体である〔ほか〕

著者等紹介

ファウスティ,シルヴァノ[Fausti,Silvano]
イエズス会司祭。哲学・神学を学び、ミュンスター大学において哲学博士号を取得。専門は言語現象学だが、同大学で神学も教えた。現在はミラノ郊外の、聖書研究や出版に携わるイエズス会の家に住み、また社会の周辺に追いやられている人々の問題に取り組む仲間の家族的共同体にもかかわっている。彼の神学と多くの著作は、生活から生まれた厳しい反省、易しい言語での正確な表現、現代性と伝統のたえまない対話を特長としている。主著は『神学的解釈学』(1973年)『共同体がマルコ福音書を読む』(2巻1975~1978年)『共同体がルカ福音書を読む』(2巻1986~1988年)『神の子の自由と福音の真理』(1993年)『わたしたちの時代への称賛』(1996年)など

佐久間勤[サクマツトム]
1952年神戸に生まれる。1975年イエズス会入会。1984年司祭叙階。1995年ローマ、グレゴリアン大学博士課程修了(神学博士)。1997年から現職、上智大学神学部助教授(旧約聖書学担当)
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