感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
59
良かったです。色々考えさせられる深い内容。心の優しいこうまがいました。でも、こうまは生まれつき耳が聞こえません…。周りの動物たちは、こうまをどこか馬鹿にしています。そんなある日、いつも意地悪をするこぎつねが、雪の中で倒れていました…。耳の聞こえないこうまのことを、こぎつねが「できそこない」と馬鹿にする場面はショックです。作者の佐々木たづさん自身も障害があったのですよね…。登録者数が少ないけれど、多くの人に読んでほしいな。2023/04/04
うとうと
12
生まれつき耳の聞こえないこうま。友だちはなかよくしてくれるけれど、聞こえないのをいいことにときどき悪口を言ったり意地悪をしたり。でもある日。。／こちらで教えていただいた本。こぎつねがこうまのことを「できそこない」と言うのが悲しい。悪口を言われているのは聞こえなくてもわかるもの、こうまはきっと気付いていただろう。 きつねを助けることができたこうまは、神さまの声が聞こえる耳を持っている。そして誰よりも優しい。きつねがそれに気付けてよかった。 こうまときつねがなかよくくっついている裏表紙が可愛い。2023/05/26
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