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内容説明
生活の中における食物と健康についての諸問題の組み合わせは多種多様である。本来なら一人一人が当面している身体的、精神的、社会的諸条件に適合するような指導がなされ、それが行なわれることによって問題が解決されるのであるが、それを限られた書物の中で行なうことは不可能である。本書は、そのような実践的行動を行なうにあたって、もっとも基本的な事項として心得ておくべきことを、進歩した新しい栄養学を内容として解説したものである。栄養学の理論と実践の橋渡しをするものとして、五年ごとに改定される「日本人の栄養所要量」が、平成十一年六月に第六次改定として厚生省から発表されたので、その内容も充分にとり入れた。
目次
第1章 緒論
第2章 栄養所要量のうつり変わり
第3章 エネルギー代謝
第4章 糖質と脂肪
第5章 たんぱく質
第6章 ビタミン
第7章 無機質と水
第8章 成長とその栄養
第9章 妊娠、授乳、加齢とその栄養