内容説明
「拒食症」の名を世に知らしめたアメリカの歌手カレン・カーペンターの死から14年。いまなお拒食症や過食症をとり巻く事態はいっこうに改善の兆しが見られない。著者の30年間にわたる豊富な診療経験に基づき、症例をコミックで解説。患者、家族、教育関係者、治療者必携の書。
目次
第1編 摂食障害―食行動異常を伴う社会不適応(拒食・過食―摂食障害;摂食障害の歴史)
第2編 拒食症(神経性食欲不振症)(これがいわゆる拒食症;拒食症に走った理由(わけ) ほか)
第3編 過食症(神経性過食症)(これがいわゆる過食症;過食症に伴う精神症状 ほか)
第4編 摂食障害の行方(拒食症の行方;過食症の行方)
第5編 治療(救急医療―命があぶない;本人の自覚と周囲の理解 ほか)