内容説明
85年の生活者・研究者としての実践と最新の国内外の研究の双方向から誰ひとり取り残さない食の未来を考える!
目次
1 「共食・孤食」を85年の自分史から読み解く
2 50年の実践と研究から見えてきたこと
3 国内外に広がる研究と共食の力
4 コミュニケーションの視点から見た共食
5 地域で育つ共食 地域を活性化する共食
6 持続可能な社会に向けて「共食の地球地図」の提案
著者等紹介
足立己幸[アダチミユキ]
女子栄養大学名誉教授・名古屋学芸大学名誉教授。保健学博士・管理栄養士。専門は食生態学・食教育学・国際栄養学。1958年、東北大学農学部卒業。高校教諭、東京都保健所・東京都衛生局公衆衛生部管理栄養士を経て、68年より女子栄養大学へ。72年「食生態学」研究室開設、80年教授、同大学院栄養学研究科長等を経て、2006年から名誉教授。同年名古屋学芸大学大学院教授、11年より同大学健康・栄養研究所長、14年から名誉教授。16年から同研究所客員研究員で現在に至る
衞藤久美[エトウクミ]
女子栄養大学栄養学部准教授。2001年国際基督教大学教養学部卒。女子栄養大学大学院修士課程、ニューヨーク大学大学院修了(公衆衛生学修士)。女子栄養大学助教、専任講師を経て2021年より現職。博士(栄養学)。専門は公衆栄養学、栄養教育学、国際栄養学。2018年度農林水産省「食育に関する事例検討委員会」のワーキングメンバーとして、「食育ってどんないいことがあるの?」の共食に関する文献レビューを担当。主な研究テーマは、小・中学生の家族との共食や食事中のコミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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