内容説明
「搾りたての牛乳はなぜ濃厚に感じるの?」、「油があると人はおいしく感じるのはなぜ?」、「おいしさには香りが重要?」など、食べ物のおいしさについて45年間研究を続けてきた著者が、学生への指導などから生まれた50の素朴な疑問についてわかりやすく解説。おいしく感じるしくみを知ることで、食べることがもっと楽しくなる一冊です。
目次
第1章 おいしい食べ物ってどんなもの?(おいしさの評価基準ってどう決まるの?;おいしさは機械で測れるの? ほか)
第2章 香りが味わいに影響する?(食べ物の香りは、鼻先以外からも感じている?;味と香りは互いに影響し合っている? ほか)
第3章 肉をおいしく食べるには?(「和牛肉」と「国産牛肉」の違いってなに?;牛肉の部位の名称とおいしい食べ方は? ほか)
第4章 食品科学がおいしさをアップさせる!?(果物を冷やすと甘味が強くなる?;切ったりんごが茶色に変色したら味わいも悪くなる? ほか)
第5章 おいしい食品を作るにはプロセスが大事!(ヨーグルトとチーズはかたまるしくみが違う?;生クリームからバターができるのはどうして? ほか)
著者等紹介
西村敏英[ニシムラトシヒデ]
女子栄養大学教授。広島大学名誉教授。東京大学農学部農芸化学科卒業、同大学院農学系研究科博士課程を修了。東京大学農学部助手、広島大学生物生産学部助教授、教授、同大学院生物圏科学研究科教授、日本獣医生命科学大学応用生命科学部教授を経て、2017年より現職。2015年より広島大学名誉教授。研究分野は「食肉と健康」、「食べ物とおいしさ」など。2010年に食べ物のおいしさの要因である「コク」を定義し、世界に発信するための研究活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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