内容説明
忍法のルーツを人類文化史的にたどり、その本質を21世紀の科学者の目で解析する、異色の忍術秘伝書。
目次
第1章 いざ迷宮へ(東京で「くの一」と話をする;猿飛佐助は本当にいたのか ほか)
第2章 技法さぐりの迷宮(科学的に忍法を考えるとは;隠形のことなど ほか)
第3章 ルーツさぐりの迷宮(文化史を辿る必要性;舞楽の伝来 ほか)
第4章 迷宮を出られるか(秦氏集団のかかわり;能楽も忍法か ほか)
著者等紹介
天野仁[アマノヒトシ]
京都大学博士課程修了。理学博士。国際地球環境大学(在ニューヨーク)教授。理論物理学専攻。宇宙論・宇宙科学の分野で国際的に活躍。詩人でもある
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感想・レビュー
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私的読書メモ3328
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とんでもないとんでも本でした。冒頭は、気取りすぎて掴みのジョークを滑ったのだろうと考えようとしましたが、すぐに本気で「ヤバイ」と思いました。怖いもの見たさで読み進め、失笑と絶句と恐怖と呆然を繰り返しながらどうにか読み切った自分を褒めてあげたいです……。ジャンルは間違いなく「ホラー」です。2017/08/09
らむだ
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とにかく話の種に最初の十ページは読んでもらいたい本です。それ以降はお任せします・・・ とにかく作者が暴走します もう際限なく・・・ 「忍者は超能力者」ですからね・・・ 話の種にどうぞ。2011/03/13