内容説明
2005年5月のアンディジャン事件は世界に衝撃を与えた。いま、この国で何が起こっているのか。ソ連崩壊後、中央アジアの国々はふたたび歴史の表舞台に登場しつつある。
目次
序章 ウズベキスタンの民族・歴史・国家―その課題と方法
第1章 中央アジアの民族状況とそれに関する言説
第2章 民族の「形式」と「内容」
第3章 独立ウズベキスタンの国家イデオロギー
第4章 弱いナショナリズム
おわりに―ウズベク・ナショナリズムの欠陥と可能性
「アンディジャン事件」について―あとがきに代えて
著者等紹介
高橋巌根[タカハシイワネ]
1965年生まれ。東京大学教養学部文化人類分科卒、大阪大学大学院人間科学研究科修了(博士号取得、人間科学博士)。専攻は中央アジア地域研究、文化人類学。日本大学・帝京大学非常勤講師、NPO中央アジア研究所客員研究員
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