内容説明
物価上昇率2%を目標に決定した日本銀行。本書では、金融政策における中央銀行の役割、機能、影響力を平易に解説。同時に、欧米主要国の中央銀行の動向、具体的な金融政策(ゼロ金利・量的緩和・インフレターゲット・時間軸)にも触れ、中央銀行の実態に迫る。
目次
第1部 金融政策の基礎(金融政策と中央銀行;日本銀行;中央銀行とは何か;発券銀行としての機能;銀行の銀行としての機能 ほか)
第2部 金融危機と金融政策(日本経済の歩んできた道―高度経済成長を経てバブル経済の発生へ;バブル経済の崩壊と不良債権問題;ゼロ金利政策―その効果と限界;量的緩和政策―その狙いと効果、そして限界;インフレ・ターゲット論 ほか)
著者等紹介
熊倉修一[クマクラシュウイチ]
1977年、東京大学経済学部を卒業。同年、日本銀行に入行し、札幌支店次長、考査役などを歴任。この間、東京外国語大学客員教授、お茶の水女子大学客員教授などを務める。2009年、大阪経済大学経済学部教授に就任(金融政策論を担当)。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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