仮面の真実

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789300285
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ペスト禍に打ちのめされた十四世紀イングランド。修道院を逃げ出した若き破戒僧ニコラスは旅役者の一団に出会う。旅の途上で立ち寄った村で遭遇する謎めいた殺人事件。この事件を物語のなかに織り込みながら芝居を演じてゆくうちに、彼らは知らず知らずに事件の真相に接近していく。知ってはならない秘密に肉薄するにつれて、恐るべき運命が彼らの身に近づいてきた…。英ブッカー賞受賞作家、現代の文豪バリー・アンズワース、待望の本邦初訳。

著者等紹介

アンズワース,バリー[アンズワース,バリー][Unsworth,Barry]
1930年イングランド北部ダーラムの炭坑町に生まれ、ストックトン=オン=ティーズ・グラマースクールおよびマンチェスター大学に学ぶ。長年、東地中海地域に生活し、アテネやイスタンブールで英語を教える。イタリアに在住。処女作The Partnershipを1966年に発表。Mooncracker’s Giftで1973年度の英国王立文学協会主宰ハイネマン賞受賞。映画化もされたPascali’s Islandでブッカー賞候補に上がる。Sacred Hungerで1992年度ブッカー賞受賞。1995年に『仮面の真実』(原題Morality Play)を発表してニューヨーク・タイムズで絶賛され、再びブッカー賞にもノミネートされた。英国文学協会会員

磯部和子[イソベカズコ]
1944年東京生まれ。東京外国語大学ドイツ語科卒業。商社、特許事務所、海外広告プロダクションなどに10数年勤務。その間、1981年に米国オハイオ州ヤングスタウン州立大学に1年間留学。1986年に独立してフリーランスの翻訳者となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

3
日本人になじみのない中世英国の風景が興味深い。2009/11/02

timeturner

1
謎解きの部分は映画よりこっちが面白い。結末も本のほうがうそ臭さがなくていい。結局、原作も映画も70点というところ。2010/06/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/44984
  • ご注意事項

最近チェックした商品