内容説明
毎年2けた以上伸び続けている国防費、この詳細は不明だが、ハイテク戦争に備え近代化に力を入れていることは間違いない。周辺諸国・地域の中国脅威論も根強い。220万人という世界最大の兵力を擁する軍事大国の実像に迫る。
目次
序章 分析の枠組み(前提;軍事力;国際環境;国内環境;理論的概念)
第1章 兵力・組織・歴史(兵力;編成と組織;組織と制度;国防費;成り立ち;軍事ドクトリン;兵站;指揮統制通信情報;軍事産業)
第2章 動向1994~2009年
第3章 ポスト冷戦期の軍事形成(軍現代化の背景;ポスト冷戦期における中国の軍事力;戦法と軍事ドクトリンの変容;軍事能力の評価;結びにかえて)
第4章 軍事官僚化の進行(15全大会と軍事指導体制;軍事官僚化の進行;軍事政策決定と軍事官僚化;党軍関係と軍事官僚化)
著者等紹介
浅野亮[アサノリョウ]
1955年生まれ。同志社大学法学部教授。専門は中国の対外政策、安全保障問題を主なフィールドとする現代中国政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 若紫 ファミ通文庫