内容説明
民事執行法が施行されて今年で23年目を迎える。民事執行法は適性価額での売却の保障を改正の主要目標の1つとし、最低売却価額制度を創設した。その最低売却価額制度の中核をなすのが競売評価である。本書は、この競売評価の実務と理論についてまとめたものである。
目次
対談編(総論;座談会;地積と境界不明;山林と農地;最低売却価額の意義 ほか)
論文・判例解説編(不動産競売における最低売却価額の研究;続・不動産競売における最低売却価額の研究;不動産競売における評価の特質とそのあり方)
著者等紹介
大沢晃[オオサワアキラ]
1960年、東京都生まれ。89年、弁護士登録(アンダーソン・毛利法律事務所勤務)。90年、裁判官任官。東京地方裁判所判事補、福島地方裁判所会津若松支部判事補、京都地方裁判所判事を経て、京都地方裁判所園部支部長判事。2003年4月から奈良地方裁判所判事
小谷芳正[コタニヨシマサ]
1946年生まれ。東京地方裁判所評価人会会長、東京家庭裁判所調停委員、農水省貯金保険機構価格審査委員、地価公示評価員、東京国税局評価委員等
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