内容説明
本書では、司法書士認可選考試験の受験に必要な範囲で、できるだけやさしく、しかも具体的に、ただしレベルは落とさずに、不動産登記法の解説をした。したがって、不動産の表示に関する登記手続や登記所内部での事務処理手続については、必要な範囲でしか触れないつもりであるし、不動産の権利に関する登記手続ではあっても、出題がおよそ予想されないものについては、簡単な説明ですませている。九訂版では、八訂版発行以後に行われた法令改正や取扱いの変更の部分に、所要の改定を加えた。
目次
第1編 総論(不動産登記制度;登記制度を支える国家機関とその設備 ほか)
第2編 各論(所有権保存登記;所有権移転登記 ほか)
第3編 区分建物の権利に関する登記の特則(改正区分所有法の概要;敷地権の概念 ほか)
第4編 コンピュータ・システムによる登記事務(コンピュータ・システム;コンピュータ・システム下の登記情報の公開)
著者等紹介
赤羽二郎[アカバネジロウ]
元法務事務官
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