内容説明
生きる喜びに満ちた名作『赤毛のアン』から77場面を厳選。感動の名場面をモンゴメリが書いた英文とわかりやすい対訳で、味わう!
目次
1 アン、グリーン・ゲイブルズの家族となるまで(レイチェル・リンド夫人の驚き;マシュー・カスバートの驚き ほか)
2 アン、グリーン・ゲイブルズ、アヴォンリーの人々と親しんでいく(アンのお祈り;アンの教育、始まる ほか)
3 アン、子どもらしい失敗―ブローチ、ニンジン事件、お化けの森、塗り薬入りケーキ(待ち焦がれる愉しさ;アンの告白 ほか)
4 アン、一人前の娘へ成長していく(ステイシー先生と教え子たちの演芸会;マシュー、パフスリーヴにこだわる ほか)
5 アン、州都シャーロットタウンのクィーン学院に進む(クィーン学院の女子学生;クィーン学院の冬 ほか)
著者等紹介
松本侑子[マツモトユウコ]
作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事。筑波大学卒。1987年、『巨食症の明けない夜明け』ですばる文学賞受賞。2010年、評伝小説『恋の蛍山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞受賞。2013年、『赤毛のアンのプリンス・エドワード島紀行』(JTBパブリッシング)が、全国学校図書館協議会「選定図書」に認定される。英語の資格は英検1級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふうふう
4
★★★★★脳科学者の茂木さんが、徹子の部屋で「赤毛のアンが好きで、原書で読んだんです。おもしろかったな〜」と。男子中学生か高校生かが、赤毛のアンに感動している姿を想像するだけで、愉快な気持ちになった。英語のできない私、親切な対訳とにらめっこしながら、3ヶ月ほどかけて読む。匂うように美しいグリーンゲーブルスの四季と、アンだけではなく周りの大人たちの成長をも丁寧に描き出した物語。palmが手のひらという意味だと知った。職場までの往復でCDが、ちょうど一周。好きなシーンのセリフはそらで言えるように。2021/04/02
オラフシンドローム
2
写真も綺麗だし、赤毛のアンの舞台裏も丁寧に解説してくれているし、抜粋ではあるけれど、本文も生き生きと対訳してあって、とても良かった。 CD が付いてなくていいから、もう少し安価にしてくれたら、迷いなく買って愛蔵するのですが、残念ながら今回は図書室で借りました。2015/01/09
まぼちゃん
1
CD聴きながら 英語の勉強2018/11/18
くまこ
1
写真がきれいで眺めているだけでも良い。音声も楽しめて本当に何度も楽しめる本。2015/02/11