内容説明
はじめて英語論文を書く人ならだれでも迷うポイントをわかりやすくコンパクトに解説した入門書。論文の書き方はもちろん、タイトルの付け方から投稿に関する情報まで、著者の豊富な経験から得た実戦的なアドバイスも満載。
目次
第1章 英語論文執筆の基礎知識(英語で論文を書くときのポイント;論文執筆から発表まで;論文の構成 ほか)
第2章 応用編:論文執筆の修辞法(主語はいつもweとは限らない?;時制はいつも過去形か?;冠詞の使い方 ほか)
第3章 実戦編:論文各セクションの書き方のコツ(Abstract(要旨)
Introduction(緒論)
Experimental(実験)またはTheory(理論)“Model”(モデル) ほか)
第4章 付録
著者等紹介
広岡慶彦[ヒロオカヨシヒコ]
1953年、神戸生まれ。1981年、大阪大学大学院・博士課程修了(原子力工学専攻)。工学博士。学位取得後、日本原子力研究所(茨城県東海村)に勤務。1984年、渡米。以来、約15年間カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)・サンディエゴ校(UCSD)核融合工学研究所でプラズマ-壁相互作用実験研究のプロジェクトマネジャーを務めるかたわら大学理工学部講師として特別講義を担当。国際原子力機構(IAEA)・核融合炉材料データベース・コンサルタント。原著英文論文約70編。1990年、UCLAベスト・プロジェクトマネジャー賞、1996年、アメリカ・エネルギー省より最優秀研究者賞を受賞。1998年、帰国。現在、文部科学省・核融合科学研究所(岐阜県土岐市)助教授。科学英語関連の著書に『学会出席・研究留学のための理科系の英会話』(ジャパンタイムズ)がある
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