出版社内容情報
忙しく働く日本人に向け、現役脳神経外科医が教える「正しい脳の整え方」。睡眠だけではない回復方法をわかりやすく解説!
内容説明
脳が休まれば、人生が変わる。寝ても抜けない疲労がスッキリ取れる休息習慣。
目次
0 あなたの休息法は9割間違い
1 不調の原因は「脳」にあり
2 脳を休ませる意味を正しく理解する
3 こんな脳の使い方が疲れを引き起こす
4 正しい睡眠×瞑想=最強の休息法
5 正しい休息が折れない心を育てる
著者等紹介
菅原道仁[スガワラミチヒト]
「患者にとって最高の人生」をサポートする脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。1970年生まれ。杏林大学医学部卒業後、クモ膜下出血や脳梗塞などの緊急脳疾患専門医として国立国際医療研究センターに勤務。日々緊急対応に明け暮れる。2000年、救急から在宅まで一貫した医療を提供できる医療システムの構築を目指し、脳神経外科専門の八王子・北原国際病院に15年間勤務。その診療経験をもとに「人生目標から考える医療」のスタイルを確立、心や生き方までをサポートする医療を行う。2015年6月、八王子に菅原脳神経外科クリニックを開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aloha0307
17
脳をいちばん疲弊させるのは...DMN:Default Mode Network なる言葉に驚く。何かに集中&リラックスできているときではなく、アイドリング状態(覚醒して何もせず、手持ち無沙汰のとき)だそうです~とても納得(雑念がふりかかってくるものなあ)。いっぽう脳は、誰かを思いやるときに最も幸せに感じる臓器だとか...よかった これも納得です☺2018/03/31
G-dark
14
情報過多な社会で考え過ぎて疲れてしまったり、SNSを通してお互いのネガティブ思考がうつってしまったり、「リア充合戦」をして妬んだり妬まれたりする…そんな現代社会ならではの脳疲労についての本。最強の休息法は、正しい睡眠と瞑想。ノンレム睡眠を途切れさせずに起床時間を迎える。スマホなどの電源を切って、情報断捨離をし、息を吸い、吐き、脳をアイドリング状態に落ち着かせる。そして、恐らく脳にとって最も必要なのは、スルースキル。強風に煽られても、うまく受け流してやり過ごせる柳のようなスキルがあれば、脳の疲労を防げる。2018/02/22
才谷
2
以前どこかで睡眠のゴールデンタイム(10~2時)に眠ると良いと聞いていたが、そんなものはないと書いてあったので宵っ張りの私としては安心したが、当然ながら睡眠は十分取らないと駄目なのはあたりまえか。2018/02/11
みくじら
1
読んでいて、大して運動しているわけじゃないのに疲れてるのは脳が疲れているからか~と納得 意思決定にリソースを使わないことで得られるメリットも納得2021/06/19
まめ
1
図書館で借りて読む。脳を休めるのは、身体を休めることより難しい。ぼおっとしている、それが意外と難しいだ。ついスマホを見たり、本を読んだり、何かやることを探したりしてしまう。ムダな情報を入れると、脳が疲弊すると書いてあった。まさに情報化社会の現代は、脳が疲弊しやすい。身体は使わないのに、人間関係の気疲れを含めて、脳が毎日疲れていることを感じる。考えすぎず、動いてみる。小さな決断の積み重ねが脳疲労につながるから、どうでもいいことは決めておく。迷う楽しみと、迷う苦しみ、うまく使い分けたい。2020/02/24