出版社内容情報
グローバル化が当たり前のビジネス環境にあって世界進出に必須の教養となった宗教の知識。本書は三大宗教を効率よく学ぶための入門書
内容説明
素朴な疑問から、ニュースの背景、各宗教の教義・歴史・信徒の暮らしにいたるまで、三大宗教(キリスト教・イスラム教・仏教)の基礎知識をコンパクト解説!
目次
第1章 三大宗教と今(宗教がわかれば世界がわかる、ビジネスがわかる;教養として知っておきたい基礎知識(1) キリスト教の場合 ほか)
第2章 キリスト教(キリスト教は、ユダヤ教から分かれた宗教;年表で見るユダヤ教の歴史 ほか)
第3章 イスラム教(アッラーとはいかなる神か?;「コーラン」とはどんな教典か? ほか)
第4章 仏教(バラモン教とウパニシャッド哲学;仏教とは? ほか)
著者等紹介
茂木誠[モギマコト]
東京都出身。駿台予備学校世界史科講師。首都圏各校で「東大世界史」「難間国立大世界史」等の国公立系の講座を主に担当。iPadを駆使した独自の視覚的授業が支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
純
12
分かりやすかった。キリスト教の頁を読んでいると、昔習った世界史の授業が甦ってきた。とりあえず「聖☆おにいさん」を久しぶりに読みたくなった(笑)2021/02/23
まさにい
9
最近のテロについては、イスラム教の理解も必要かと思い読んでみた。しかし、どうも僕には絶対神という考え方がよく解らない。ナチスドイツが今となっては、なんてことをしたのだ、といえるが、実際にはその当時、民主的方法で国民に支持されていたことと同様に、ISも、その信心しているものにとっては正義なのだろう。両者共通しているのは、経済的格差を是正する政策をとって支持されている点。しかし、前者が国家単位であったのに対し、後者は宗教という紐帯で結ばれている点である。しかし、よく解らなかった。2016/07/08
ミム
6
以前に読んだ作者の本が分かり易かったので、読んでみました。内容は常識の範囲内でした。2017/12/25
かなえ
6
「三大宗教」の基礎知識を得るのにうってつけの一冊。これからの社会では必要な常識の一つとなるのでしょう。地図も経典からの引用も豊富で、それぞれの宗教の特徴を掴みやすい構成。ここからさらに知識を増やしていきたくなりました。2015/11/15
もりけい
5
タイトルに偽りなくよく分かりました。なぜイエスは教えを広めたかったのか、なぜ仏教はインドで広まらなかったのか、戒律を重視しすぎると何が起きるのか、世界中で起きている出来事をより深く理解できそうです。2016/01/04