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内容説明
救急車なら2時間かかる事故現場へ医師と2人、ドクターヘリに乗って10分で駆けつけるフライトナース。飛行の恐怖や乗り物酔いと戦いながら向かう先には、思わず目を背けたくなるような「現場」。それでも彼女たちは毎日飛ぶ…!崩壊が叫ばれる救急医療でなお戦うスタッフの、努力と誇りの物語。
目次
第1章 大丈夫ですからね
第2章 ドクターヘリ出動
第3章 手術室で泣いた日
第4章 初めての病棟
第5章 初出動と絶望と
第6章 私たちにできること
第7章 大切な大切な命を
著者等紹介
長谷川裕美[ハセガワユミ]
1978年、静岡県三島市生まれ。地元の高校を卒業後、静岡県立東部看護専門学校に入学。99年4月より順天堂大学静岡病院で看護師として勤務。5年間手術室を担当したのち、2004年より救命救急センター3C病棟へ。05年1月からフライトナースとして活動を始める。伊豆生まれ、伊豆育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
7
こんな人たちがいるとは知らなかった。勇気付けられる。1人のフライトナースの素直な気持ちや苦労、喜びなどが綴られていて、とても気持ちいい。全国でも導入している都道府県が三分の一くらいだという事実も知った。富山はちょっと違うが山岳警備隊の関係で救助ヘリには馴染みがあり、多少はイメージがつかめる。それにしても、それを支える人たちの凄さも感じることができる。あまり目立たないがパイロットや連絡・中継を担う人たち。そんな人たちの結晶だと思う。2010/08/14
ユー
4
このシリーズは、現実味がリアルで、全て面白いですね。仕事の内容、そして主人公の「心の中」。人の命を預かるハード面の最先端の取り組み、皆様方の使命感、そして、分からない事でも絶対前向きに進める。なぜなら、「人の命」を預かるから、ネガティブは通用しない。2016/01/31
えりんぎ
4
何度も感動で涙しました。私達も頑張ろう。2012/06/07
ことよん
3
とてもシンプルな文章だけど、仕事にかける情熱は素敵です。先日の笹子トンネルの事故のときも、飛んでいったのでしょうか?事故には会いたくないけど、このナースさんには、会ってみたいです。2012/12/06
魚の骨
3
こうやって頑張っている人の話を読むと、自分も頑張ろうと思いますね! 最近、モチベ低下気味だったので、ちょうどよかったです♪2011/03/02